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【学生インタビュー】2年(卒業)+1年(進学) スキルを極める3年目!総合デザイン研究学科のみなさんにインタビューをしてきました!

総合デザイン研究学科とは?

札幌デザイナー学院には、卒業後プラス1年進学することで更にスキルを極めることができる総合デザイン研究学科があります。

総合デザイン研究学科では専攻を超えて好きな科目を履修できるシステムになっており、学生一人ひとりがオリジナルのカリキュラムを組み立てることができます。学生は+1年でスキルと個性をさらに伸ばし、オンリーワンのクリエイターを目指します。

今回はその総合デザイン研究学科の学生にインタビューをしてきました!

現在、進路選びを行っている高校生、既卒、社会人の方はもちろん3年制の専門学校や4年制の大学と悩んでいる方も是非、参考にしてください。

 

今回、インタビューを受けてくれた総合デザイン研究学科のみなさん

今回、インタビューを受けてくれたのは以下の6名。
※自己紹介のイラストは田中 玖瑠未さんが描いてくれました。

 

Q.元々の2年間で学んでいた内容(専攻)と、今プラスアルファで学んでいる内容は?

田中:元々はイラスト・キャラクター専攻でデジタルイラストを中心に学んでいました。研究学科に入ってからはイラストの授業にプラスアルファで3D(モデリング)の授業を取っています。3Dソフトを初めて触りましたが、今は自分の好きなキャラクターを3Dにできるまでになっています。
:私も田中さんと同じく3Dのモデリングをプラスアルファで学んでいます。札幌デザイナー学院に入学する前は自分で二次創作のイラストを中心に描いていて、札幌デザイナー学院に入学してからは自分でキャラクターを考えて、ひとつのキャラクターを制作していました。研究学科に入ってからは自分で描いたらキャラクターを3Dにしてアニメーションやゲームのキャラクターとして動かしてみたりしています。
佐藤:私はファッション専攻で2年間、服を作ったり、デザインをしたりしてました。研究学科に入ってからは他のみんなと同じく3Dをプラスアルファで学んでいて、ZBrushでのモデリングなどをしています。残りはファッションの授業を中心に受けています。今の1年生にファッションのことを色々教えたりもしていて、教えることでより身につくこともあります。後輩たちとの繋がりはこれまでの2年間よりも研究学科に入ってから本当に強くなりました。
伊藤(し):これまでの2年間ではファッション専攻で服の縫製やファッションデザイン、3Dデザインのことを学びました。研究学科に入ってからは他のみんなと違ってグラフィックをプラスアルファで学んでいます。インタビュー記事を作ったり、名刺をデザインしたり、季節をビジュアル化したり、グラフィックのデザインを学んでいるうちに自分の作りたいものを実際に作ることもできているのでグラフィックをプラスアルファで学んで良かったと思っています。
伊藤(菜):これまでの2年間はグラフィックwebフォト専攻でWEBデザインやポスターデザインなどをイラストレーターを使ってデジタルデザインを中心に学んでいました。研究学科に入ってからは3Dをプラスアルファで学んでいるのですが。。。私が立体物に向いていなかったのか(笑)平面なものが合っているという発見があり改めてグラフィックが合っていたと再認識しました。他にも現在、服飾系の仕事の依頼も受けていてテキスタイルができるという発見がありました。研究学科にはファッションを専攻している人もいていろいろなコラボができていて面白いと思っています。
鈴木ゲーム/3DCG専攻のカリキュラムで新しく追加されたZBrushやMayaの授業をプラスアルファで取ったり、卒業生制作やポートフォリオで動画を制作することがあるのでグラフィックwebフォト専攻のアフターエフェクトやプレミア(動画)の授業を新たに取って学んでいます。今回の研究科展で使っている研究科のCMは自分が制作しました。
伊藤(し):CM制作するの早すぎてビックリしました。気づいたらできていました(笑)
鈴木:研究学科にいる時の時間を使って予習でアフターエフェクトの教材を1冊買ってやってました。

 

Q.総合デザイン研究学科への進学を決めたタイミングと理由は?

伊藤(菜):1月の中旬くらい。まず校長先生から研究学科を勧められ、他の先生からも勧められて研究学科への進学を決めました。
伊藤(し):12月くらいですね。母が研究学科への進学を提案してくれました。コロナが流行り出したタイミングでの入学で体育祭や学園祭など2年間行事ごとが何一つなかったんです。それがあって母からこの2年間なにも楽しめなかったんだからもう1年行っていいよって言われて。研究科へ進学する選択肢が増え、この学校にもう1年いたいという気持ちが強くなり研究学科への進学を決めました。今年は体育祭もあったし、ファッションショーも開催されたので母親に感謝してます。
佐藤:卒業制作が終わったあたりから研究学科に進学することを考え始めました。札幌デザイナー学院に入学した時はスーツを作りたいって思っていたんですけど結局2年間でスーツを作ることができなかったので研究学科に進学してスーツを作ろうとなりました。今はスーツを作るためにファッションの授業を更に取ってます。
鈴木:2月末あたりです。あと少しで卒業っていうタイミングでした。研究学科へ進学した理由はZBrushやMayaの授業が新たに加わると聞いたからでした。先生や就職サポートの先生などとも相談してあと1年やってみることにしました。
:私は札幌デザイナー学院に入学する前から研究学科に入ることを決めていました。高校3年生の時にオープンキャンパスに参加して研究学科の教室を見学したんですが、大きなアナログイラストを制作している先輩がいて「いいな!」ってなって研究学科に入ることを決めました。
田中:卒業制作のタイミングですね。先生から研究学科を紹介されました。ちょうどイラスト業界にこのまま入るか悩んでいた時期でもあって、研究科でもう1年イラストの勉強をして決めようと思いました。

 

Q.入学時と今で、将来のビジョンはどう変わったか?

:入学前は1枚絵のイラストを描いて販売したり、ゲームのキャラクターを描いたりしたいと考えていましたが、それはいきなりは無理だって事に気づき、まずは企業に就職して下積みを経て、自分の名前をどんどん売ってからそういう道にいけたらいいなと思っています。
鈴木自分は目の前のおもしろい事をやりたいというタイプで札幌デザイナー学院は面白そうな学校だと感じたから入学を決めました。将来のビジョンとしては3Dのライブや空間上にモンスターを出して戦わせたり、手を振ったらエフェクトがでたり、そういことをやりたいです。
佐藤:入学した時は自分が着たい服を作れるオーダーメイドのお店をやりたいなって思っていました。今はテーラー(スーツをオーダーメイドで仕立てる職業)一本で考えています。
伊藤(し):入学時は小学校からの夢だったアパレルショップの店員になることでした。札幌デザイナー学院に入学してからは洋服の裁縫やデザインの他にも3DやWEBなど幅広くいろんな事に触れることできました。今もアパレルショップの店員になりたいんですが、その上でグラフィックのデザインとかもできるようになりたいと思っていて企画やグラフィックのデザインもできるショップ店員になりたいです。
伊藤(菜):入学前のオープンキャンパスに参加した時にグラフィックwebフォト専攻の先生がすごくいい先生でその時に先生から「うちの学校にスキルを伸ばしに来なよ!」と言われ、その言葉が自分に突き刺さり札幌デザイナー学院への入学を決めました。もともとは自分の作品をいろんな人に見てもらいたいっていう気持ちが本心で今研究学科に入ってアーティストっぽいことばかりをやっています。
田中:入学した時はイラストを仕事にしたいという気持ちがありましたが、今はそのままイラストを仕事にしていいか悩み中です。残りの期間でしっかり将来のビジョンを考えていきたい。

 

Q.クリエイティブワークの授業ではどのような制作をしているか?

『※クリエイティブワークとは?』・・・自分で課題を決めて制作する授業のこと

伊藤(し):服飾雑貨系(手作りのクッションなど)やステッカー、ラベルなどのグラフィックデザインを作っています。
佐藤:伊藤(菜)さんと共同でシャツを作っています。4着、5着作りました。
鈴木アフターエフェクトやZBrushを使って作品を制作しています。
:主にイラストを描いているんですが、今はライブ2Dを使ってキャラクターを動かすことに挑戦してます。
田中:イラストを中心に描いてます。デジタルイラストで自分の画風を固定したいのとイメージをつけたくてスキルアップのためにデジタルイラストを中心に描いています。
伊藤(菜):私はドゥードルアートってジャンルがあるんですけど、真っ白な紙や真っ白なシャツに描いたりしてます。これからもいろんなものを作っていきたいです。

研究学科の学生の作品展『研究科展』開催中!

現在、本校1Fギャラリー7にて研究学科の作品展『研究科展』を開催しています。

研究科展はオープンキャンパスや個別相談で見学することができます。

2年+1年でデザインを学んでいる研究学科在校生の作品を是非、見に来てください。

 

Q.進学を考えている方へのメッセージをお願いします。

鈴木札幌デザイナー学院に入学を考えている方には、2年間なのか、それとも研究学科を入れて3年なのか、をしっかり考えておいた方がいいと思います。2年で卒業するのと3年で卒業するのでは就職や卒業までのプランが全然違います。仮に2年で卒業すること考えていて研究科に入る場合は2年生の後期に入ったあたりから決めておいた方がいいです。自分の場合は研究科に入って2年間で触れなかったZBrushやMayaのソフトを触れるようになってスキルアップできたことが良かったことです。
田中研究科にはいろんな専攻の人が集まってくるので他の専攻の人と接点ができて人脈やスキルの幅を広げることができたことが研究学科に入って良かったことです。
伊藤(し):研究学科への進学を考えている方には研究学科であと1年間学べるではなくあと1年しか学べないという気持ちになって大事にしてほしいです。制作できるものはたくさん制作して、学べられるものはたくさん学んで、関われる人とはもっと関わってほしいと思います。デザインのお仕事は常に人や物と関わる仕事なのでコミュニケーション能力も大事になります。
:これから入学する方には将来のビジョンをしっかり考えてから入学したほうがいいと思います。ふあっとしたまま入学するとそのままふあっとした感じで卒業を迎えてしまいます。研究学科に進んで良かったことはここにいるみんなと意見交換をしたりしてスキルの幅を広げられたことです。
佐藤入学してからいろんなことを学んでいくうちに自分の得意なことや不得意なことがわかってきます。私は小さい頃からファッションデザイナーになりたいと思っていましたがデザインがめちゃくちゃ苦手だったことに気づいて服を「作る」ことをメインにしようと思いました。札幌デザイナー学院では色んなことが学べて幅広いスキルが身につくので就職の幅は広がると思います。研究学科については人脈が本当に広がりました。同じ研究学科のクラスメイトだけではなく1年生と2年生との関りもすごく増えました。普段では関わることがほとんどないインテリアの学生とも関わったり、この1年で色んな人と関わってコミュニケーション能力が高くなったと思います。
伊藤(菜):札幌デザイナー学院は自由にやらせてもらえる部分もあるのでやりたいことを決めてから入学したほうがいいと思います。研究科に入って良かったことはみんなに会えたことや先生との関りがとても増えたことです。先生と趣味のものを一緒に制作したり、個別で仕事の依頼がきたり、生徒の中のひとりというよりは一個人として接してくれることが増えたような気がしてます。

 

今回、インタビューを受けて頂いた研究学科の皆さん、ありがとうございました。

 

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