賞金300万ドル(約3億3千万円)はeスポーツとしては過去最高金額
アメリカで開催されたeスポーツの世界大会で16歳が優勝し、賞金300万ドル(約3億3千万円)を獲得したというニュースを見ました。
Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6331589
この賞金300万ドル(約3億3千万円)はeスポーツとしては過去最高金額だったそうです。日本でもこのニュースは大体的に取り上げられています。
すごいですよね。3億3千万円。。。夢があります。
日本ではまだそこまで認知されていないeスポーツですが、アメリカや中国、韓国ではeスポーツの認知度はかなり高く、国がeスポーツをスポーツとして認めています。
市場規模も日本とは比べ物にならないくらい大きく、海外のeスポーツ大会の賞金総額も高額という訳です。
eスポーツの賞金ってそんなに高いの!?
2017年に海外で開催された世界大会で最も賞金が高額だったのは「The International 2017」という大会。
賞金総額はなんと約27億円。
優勝賞金は約12億円だったようです。この12億円をチーム全員で分けるとひとり約1億円(1チーム10人の場合)はもらえる計算になります。
今後、eスポーツの市場規模は今以上に拡大され、賞金も今以上に高額になると予想されています。
しかし、日本はそうではない
日本のeスポーツはいろいろな問題を抱えており、日本のeスポーツ大会では「高額賞金を出せない」「海外の大会の高額賞金を受け取ることもできない」という法的な問題があるんですね。
日本のeスポーツ大会の実際の賞金総額を見てみると、
・上限10万円、もしくはゲーム代金の20倍までの賞金額。
・複数の事業者で開催するイベントの場合は上限30万円
というような現状になっています。
スポンサーを募り、資金集めをして大会を開催できても世界大会のような高額賞金を用意することができないのが現状なんですね。
近い将来、日本でも高額賞金のeスポーツ大会が開催されるかも!?
他の国と比較すると、大きく出遅れている日本のeスポーツ。
ただ、近年メディアなどでも取り上げられることが増えてきており、認知度は以前よりも高くなってきている傾向があります。
オリンピックでeスポーツが新種目にするか検討されていたり、今年開催される国体でeスポーツ選手権が初開催されるなど。
他にも、教育機関でもeスポーツは広がりをみせてきています。高校の部活にeスポーツ部が新設されたり、専門学校にeスポーツの学科や専攻が誕生したりなど、少しずつですが日本にもeスポーツが広がり始めています。
オリンピックで正式種目として採用されたり、国体以外にも様々な大会でeスポーツが採用されれば日本でももっともっとeスポーツが広がっていくことは間違いでしょう。
そして、市場も拡大していけば大会の賞金総額も高額になっていくことでしょう。
日本でもeスポーツがスポーツとして認められるのはそんな遠い未来の話ではないと思います。